高速道路の料金所のETC出口で前を走る車にぴったりと近づき、料金の支払いを不正に逃れる「カルガモ走行」。
その不正を繰り返していたとして、愛知県の陸送会社の2人が警察に検挙されました。

東名高速道路では、ETCが設置されていない一般入り口で通行証を受けとり、出口の少し手前で「カルガモの親」になりそうなトラックを探していたということです。

親となるトラックを見つけると、密着を開始。
ETCが設置されている料金所でそのまま前のトラックとの車間距離をあけずに通過し、料金の支払いを逃れる行為を繰り返していたということです。

警察は、この陸送会社がことし春ごろまでの3年間に東名高速道路と首都高速道路でおよそ850回の不正を繰り返し、およそ750万円の支払いを逃れた疑いがあるとみて詳しく調べています。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/yokohama/article/013/87/