0001それでも動く名無し
2023/06/21(水) 03:03:40.36ID:jeBYGOSi0近畿地方で暮らす竹山祐介さん(30代)=仮名=は中学2年のとき、祖父から性被害に遭った。毎年の盆と正月に帰省し、顔を合わせた。「物静かだけど、優しいおじいちゃん」だと思っていた。
あるとき、祖父から「話がある」と部屋に呼び出された。昔話を始めたかと思うと、話題は次第に猥談に。祖父は「毛は生えたんか?」「成長ぶりを見せなさい」などと言って、無理やり孫の体に触れた。竹山さんは抵抗したが、そのまま口淫された。
混乱した。それからも、普段と変わらない日常は続く。家族で食卓を囲み、笑い合いながら食事をする。だんらんの中には祖父もいる。
「錯覚してしまうような、悪い夢を見ていたような。自分に起きたことと、その後の日常が違いすぎて」
優しくしてくれた祖父と、思春期の少年に迫ってくる祖父が、同じ人物だとは思えなかった。「あの日のことは、記憶違いじゃないか」と自分を疑った。
「汚い大人の性処理の道具に自分は使われた」「自分は薄汚いもの、けがらわしい存在」
そんな思いにとらわれる。あれ以来、自分の心も体も大切にできなくなったような気がする。
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