バイデン大統領次男を訴追、有罪認める 税金未納や銃所持めぐる罪

バイデン米大統領の次男ハンター・バイデン氏(53)が税金未納や銃所持をめぐる罪について訴追された。デラウェア州の連邦地裁で20日に開示された訴訟資料で明らかになった。ハンター氏は罪をいずれも認めることで、司法省と合意に至ったという。

訴訟資料によると、ハンター氏は連邦所得税を故意に支払わなかった罪に問われている。また、薬物使用をしていたのに違法に銃を所持した罪にも問われている。ハンター氏はいずれの罪についても有罪を認め、近く出廷して司法取引などの手続きに臨むという。

ハンター氏は、外国とのビジネスをめぐる不正疑惑など複数のスキャンダルを抱えており、共和党はバイデン政権への攻撃材料としてきた。今回の合意を受けて、共和党は捜査が甘いとして司法省への批判を強めることも考えられる。

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