0001それでも動く名無し
2023/06/21(水) 12:35:00.70ID:X2Pn+yO40https://jp.wsj.com/articles/beijing-plans-a-new-training-facility-in-cuba-raising-prospect-of-chinese-troops-on-americas-doorstep-c9f133cf
中国とキューバは、キューバに新たな合同軍事訓練施設を設置するための交渉を行っている。現職および元米政府関係者によると、フロリダ州沿岸からわずか100マイル(約161キロメートル)沖に中国軍やその他の安全保障・情報活動の拠点が設置されることになりかねないと、米政府の間に警戒感が広がっている。
米情報機関の報告書によると、キューバ北部の海岸にある施設について協議が進んでいるが、結論は出ていないもようだ。バイデン米政権はキューバ政府関係者と接触し、中国との合意を阻止しようとしている。中国政府がキューバに軍の訓練施設を設置しようとしていることは、これまで報道されていない。
ホワイトハウスはコメントを避けた。
米当局者によると、提案されているキューバの新しい訓練施設への言及は、高度に機密化された米国の新しい情報に含まれており、説得力はあるが断片的なものであるという。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は6月8日、中国とキューバが、キューバに新たな盗聴施設を設置することで基本合意したと報じた。ホワイトハウスはこの報道を不正確だとしたが、詳しくは述べなかった。その2日後、ホワイトハウスは情報機密を解除し、中国の情報収集施設が少なくとも2019年からキューバに存在することを確認した。
現旧の米当局者によると、キューバの新たな軍事施設によって中国が軍を常駐させ、米国に対する電子盗聴を含む情報収集を拡大させる可能性があると述べた。
米国にとって最も懸念されるべきことは、計画されているこの施設が、中国の人民解放軍が世界的な軍事拠点と後方支援ネットワークを拡大するための構想「プロジェクト141」の一部だということだと、現旧の米当局者は明かす。
米当局者によると、中国とキューバはすでに共同で、キューバに四つの盗聴施設を運営しているという。このネットワークは2019年頃に行われた大幅なアップグレードで一つから四つに拡大したもの。その際、中国の関与が深まったと当局者は述べている。
プロジェクト141の他の拠点には、カンボジアに設置することで合意された中国海軍の前哨基地と、アラブ首長国連邦(UAE)の港にある軍事施設(目的は未公表)が含まれていると、元米当局者は述べている。これまで知られていたプロジェクト141の拠点はいずれも西半球にはない。
在米中国大使館の関係者は9日、中国外務省報道官のコメントに言及し、中国とキューバの間の取引は知らないとし、米国は他国の「影を追いかけ、干渉する専門家」だと述べた。
在米キューバ大使館はWSJの先の報道を「全く事実ではなく根拠がない」と非難していた。同大使館は19日、コメント要請に応じなかった。
一部の情報当局者によると、中国は自らのキューバでの行動を、米国と台湾の関係に対する地理的な反応と捉えている。台湾は中国本土から約161キロの位置にあり、キューバとフロリダ州の距離とほぼ同じだ。