町のすし店に多くの得意先を持ち、自社ブランド「須磨のり」を展開するノリ専門店、河昌(かわしょう)(神戸市須磨区)が、創業家の2代目店主夫妻から同業を営む証券会社出身者に受け継がれた。創業して50年超。卸から小売りへと事業の幅を広げ、ノリ産地・須磨を発信してきたが、後継者不在が懸案だった。経営を託した藤井昌治さん(67)潤子さん(60)夫妻は「須磨に店の看板を残してもらえたら」と話している。(段 貴則)

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