トッテナムの韓国代表FWソン・フンミン(30)が、サウジアラビアのアル・イテハド行きの可能性について言及した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。

この夏にレアル・マドリーからFWカリム・ベンゼマ、チェルシーからMFエンゴロ・カンテとフランス代表2選手の獲得に迫るアル・イテハド。

さらに、豊富な資金力を武器にアジア最高のプレーヤーの一人の獲得に着手。クラブ間では6000万ユーロ(約92億8000万円)+ボーナスのオファーを準備。ソン・フンミン側にも年俸3000万ユーロ(約46億4000万円)の4年契約を提示したと見られる。

このオファーに対して、トッテナムは2025年まで契約を残すエースを非売品であると主張し、拒否する構えを見せていた。

さらに、ソン・フンミンは20日に行われたエルサルバドル代表との国際親善試合(1-1)の試合後に、トッテナム残留の意思を示した。

「僕にはプレミアリーグでやるべきことがたくさんある。今の僕にとってお金は問題ではないんだ。フットボールをする誇り、大好きなリーグでプレーするが重要なんだ」

「プレミアリーグでトッテナムのためにもっとプレーしたい。スパーズに戻ったらしっかり準備するつもりだよ」

なお、プレミアリーグ得点王として臨んだ今シーズンはシーズンを通して不振に喘いだソン・フンミンだったが、先日にシーズンを通してのコンディション不良。シーズン終了後に軽いスポーツヘルニアの手術を受けていたことを明かしていた。

「このことを公にするべきかどうかかなり悩んだけど、シーズン中ずっと痛みと闘っていた。8~9か月間プレーしたけど、これ以上続けることができなくなり、最終的に決断を下し、手術を受けたんだ」

「パスやターンなどの単純な動作でも、すべての動作は体幹の筋肉から始まり、まさにそこが僕の痛みの場所だった。(シーズンを通して)100パーセントでできることの60パーセントしかできなかった」

スパーズへの忠誠を示し、前述の手術でコンディションの問題をクリアしたソン・フンミンは、アンジェ・ポステコグルー新監督率いる新シーズンのトッテナムで本来の力を発揮してくれるはずだ。

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