今年桑田がスカウトに関わってるのはガチやぞ
そして俺はスピードよりコントロールってのもガチで言ってる

https://news.yahoo.co.jp/articles/44e71f4dac1f2b416d8c8036ba0e8231909972af

桑田流スカウト術とは―。巨人・桑田真澄ファーム総監督(55)が7日、水野雄仁スカウト部長(57)らとともに神宮球場で全日本大学選手権を視察。気温29度の炎天下で携帯用扇風機を手に、ドラフト候補らに熱視線を送った。

ファーム総監督の仕事は2、3軍の選手を見ることが主だが、「スカウトの方と一緒にジャイアンツに合う選手を探していきたい」と前日6日も東京ドームで今大会を視察。投手は最速、打者は通算本塁打などの数字がクローズアップされがちだが、桑田総監督の着眼点は独特だ。

「投手だとキレやコントロール、テンポとマウンドさばき。僕はそういうところを大事にしている。学生の間にテンポが悪い投手はなかなか難しい。150キロ以上とか、そのへんは参考にならないこともないけど、投手の目的は打者を抑えること。150キロ出しても打たれたら意味がない。今はスピード重視の時代だと思うんですけど、僕はコントロールを見ています」。自身も速球の大半は140キロ台前半ながら、制球力と変化球のコンビネーションで通算173勝を挙げた名投手らしい持論といえる。

今後は高校野球の地方大会や都市対抗の予選にも足を運ぶ予定。「僕も2軍、3軍を見なければいけないので。水野さんにアドバイスをいただいて厳選して行きたい」と〝桑田2世〟の発掘を目指す。 (塚沢健太郎)