劉禅への誤解

何もしてない→別にそんなことはない
やる気がなかった→劉禅自体の政治基盤が弱いから黙ってただけで北伐反対派のヒイが死んだ後は北伐賛成派の陳シと姜維を採用して本人も北伐する気満々だった
黄コウを重用してた→そもそも黄コウは劉禅が北伐反対派の官僚派閥と戦うための政治基盤として宦官を用いていただけで悪さをしたという記録はない
なぜ悪く思われているのか→前提として晋の歴史書で北伐賛成派を持ち上げることは出来ない(諸葛亮や姜維の批判がされている点もここ)
そして北伐賛成派だった劉禅を支えた陳シや黄コウなどの派閥は陳寿などがいた北伐反対派の官僚派閥と仲が悪かった

劉禅としては若くして継いだせいで大した基盤もなく内部も完全に派閥が分かれてた中でまあまあやってた方やと思う
まあ少なくとも三国時代になってからならかなりマシな方の王やね