左肩などの手術を受けた阪神・高橋遥人投手(27)が23日、西宮・鳴尾浜で屋外でのトレーニングを再開した。愛知県内の病院で「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」を終え、16日に退院。この日は左手首を固定したままウオーキングに取り組んだ。

 高橋は昨年4月18日の左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)からのリハビリ中で、今季後半の復帰を目指していた。2月の春季キャンプで投球練習を再開していたが、4月の時点ではノースロー調整まで後退。今回は不調だった左肩とともに手首付近の「尺骨」にもメスを入れた。21年11月の左肘のクリーニング術も含めて3年連続の手術からのリハビリがスタート。