中日の立浪和義監督に23日、シリカの製造、販売など手掛ける富士シリシア化学(愛知県春日井市)からバットケースと調湿材が贈呈された。

 立浪監督は現役時代、同社が手掛ける調湿材を使用したバットケースを愛用。6、7本収納でき、湿気でバットが重たくなるのを防ぐ効果がある。今回は3ケースが贈られ、野手陣が共同で使用する予定となっている。

 立浪監督の他にも現役時代のイチローや和田打撃コーチらも使っていたという。立浪監督は「現役時代に使わせてもらった。打者はバットの重さに非常に敏感。イチロー選手をはじめ球界を代表する選手も使っていた。これから梅雨時期になるし、ご厚意をいただきました」と感謝の言葉を述べた。

 同社の有本正之副社長は「立浪監督は5、10グラムが変わることで打撃が変わると言っていた。そこを調整できる。みなさんで使って頂けければ」と話した。