アスレチックス・藤浪晋太郎投手(29)が24日(日本時間25日)、敵地トロントのブルージェイズ戦にオープナーとして先発。1回持たずに降板した。

 1番スプリンガーへの初球がいきなり打者がのけぞり、捕手が捕れないボール。3球目を右前に運ばれ、2番ビシェットには3塁線を抜かれる2塁打。3番にはボールを3球続けた後、あっさり左犠飛を打たれて1点を失った。続く4番は遊ゴロに仕留めたが、5番チャプマンは101マイル(約162・5キロ)の直球で詰まらせたものの右前にポトリと落ちる不運なヒット。2点を失った。

 2死一塁で迎えた6番メリーフィールドは三ゴロに仕留めたが、二塁への送球がいったんはアウトとコールされながら、チャレンジされた末に判定が覆ってセーフとなる不運。ここで藤浪はお役御免となった。わずか22球での降板だった。2番手ハリスが続く打者を二ゴロに仕留め、藤浪の失点は2で済んだ。これで防御率は10・57となった。

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