駅でトイレが使えない…!閉鎖で波紋  大網白里市のJR外房線・永田駅 市は譲渡受けず、再開求める市民 【地方発ワイド】

JR千葉支社が外房線永田駅(大網白里市)の構内トイレを2月に閉鎖し、地域に波紋が広がっている。JRは閉鎖前に、公衆トイレ化するため市への譲渡を提案したが、市は財政負担の大きさなどを理由に提案を断り、閉鎖に至った。トイレが使えない状況が長期化し、市民は署名活動を行ったり、市議会が陳情を採択したりと再開を求める動きが広がっている。(東金支局・森大輔)

 永田駅は同市に二つある駅の一つ。市中心部の大網駅から南に約2・4キロで、改札口周辺にコンビニ店はない。JRによると、2021年度の永田駅乗客数は1日平均775人。

 市によればJR算出の同年度の駅トイレ利用者は1日平均10人未満。今年2月5日、トイレ閉鎖に踏み切ったJRは「列車内のトイレを使用してほしい」と呼びかけるが、京葉線直通の車内にトイレはなく問題との指摘も上がっている。
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