FF15はレビューがやっぱり1番面白かったわ

13章

餅つきゲー
本作は全15章からなるが、第14章はラスボス戦という名のムービー消化作業、第15章はクリア後のおまけ要素なので、この13章が事実上のラストダンジョンになる。
物語は帝国に向かうギスギス列車の途中から始まる。
会話の中身がスッカスカな割に異様に重苦しい空気の中、いつのまにか列車がシガイ共に包囲される。
しかもアーデンが仕掛けた妨害音波発生装置により武器召喚やシフトが封じられ、狭苦しく長い列車の中をひたすらシガイから逃げる苦行を強いられる。
何故に護身用の武器とか持ってないのか。
何とか列車外に脱出したノクトたちの前に、都合よくレガリアが現れる。
ノクト達はレーシングラグーンの終盤のようななんちゃってカーチェイス(障害物を左右に避けるだけの退屈な強制スクロール、時間制限もガバガバなので緊迫感のかけらもない)で、崩落するトンネルから逃げることに成功する。
哀れにも、無茶をさせられたレガリアはあえなく 廃車 となってしまう。
このままの勢いでアーデンのいる帝国要塞に殴り込もうとすると、突然列車の破片が落ちてきてノクトたちは分断される。ノクトが列車から突き落としたプロンプトはアーデンに保護され、グラディオとイグニスも勝手にどっか行ってしまうので完全に一人ぼっちになる。
闘う術を失ったノクトは、藁にも縋る思いで王族の指輪を装着する。その結果、都合よく王族専用の魔法に目覚め、敵の生命力をチマチマ吸い取る「デス」、コスパの悪い爆裂魔法「オルタナ」、そして 敵の攻撃を100%カウンターして地面に叩きつける「ホーリー」(餅つき) の3つの技を獲得する。
近づく敵を餅つきでねじ伏せながら、なんとか出口っぽいところにたどり着いたノクトだったが、アーデンの仕掛けた罠で地下の最下層まで叩き落される。
最下層には何故か最後のファントムソード・父王の剣が転がっていて、ノクトは何のドラマもなく主と認められる。これで武器攻撃が解禁されるが何故か武器召喚やシフトは解禁されず、まだまだ縛りプレイは続く。
父王の剣はそれまでの武器が軒並み産廃になるレベルの超強力武器だが、使い勝手はホーリーの方がはるかに上なので結局餅つきゲーになる。このあたりから餅ベーションを保つのが大変なことに。
色々あって仲間と合流し、見た目的に地味な電波発信装置をぶっ壊せばようやく全ての縛りが解除され、意気揚々とクリスタルの安置場所へ。しかし、みんなで一緒に頑張ろう的な雰囲気になっていたもののFF定番の「ここは俺(たち)に任せて、お前は(ry」が発生し、結局またひとりへ。クリスタルの下にたどり着いて安心したのもつかの間、後ろから突然アーデンが現れる。彼の「人間のお前を(ry」というPVで散々聞かされた台詞をよそに、ノクトは(お○んこみたいな)クリスタルに吸い込まれてしまう。
クリスタルの中にいたのはバハムートで、ノクトにアーデン関連のことを一通りくっちゃべった後で、ファントムソードがすべて集まったことを告げる。だがその後、王の力を引き継ぐには指輪にクリスタルの力を溜め込む必要があるがそれには 外の時間で10年かかる こと、そして力を得たとしても、世界を救うために生贄になる必要があると告げられる。
こうして10年眠って力を得ることになったノクトであった。なお、14章突入後レベルが足りない場合は、犬を使って10年前(オープンワールド)に戻り鍛え直すことができる。
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どんなRPGにおいても、自分の育てたキャラっていうのは凄く愛着が湧くものなんですよ!愛着というものが
その旅路において様々なスキルやアクション、魔法などを覚えていって
そして!最後のラストダンジョンや強大なボスに対してその自分の今まで育て上げてきたものをそのボスとかにぶつけるものなんですよ!!
だけども!このファイナルファンタジーⅩⅤはその努力すらも、全てを無に還すという

まさに!
『プレイヤー』に『デス』を与える!!
そんなゲーム!!!