イングランド・プレミアリーグのリバプールがフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバぺ(24)の獲得に向けて、250万ユーロ(約390億円)を準備していると、スペイン紙「マルカ」が報じた。

 エムバペは2024年夏に満了となるPSGとの契約について延長に応じない方針を固め、クラブに通達した。
ただ、来夏のフリー流出を阻止したいPSG側は移籍金を得るため、今オフの売却を検討しており、すでにスペイン1部レアル・マドリード入りが有力視されている。そんな中、名門リバプールもスター獲得に乗り出すという。

 同紙のインタビューに応じた国際サッカー連盟(FIFA)のエージェントでもあるマルコ・キルデミル氏は「リバプールはキリアン・エムバペに2億5000万ユーロを費やす意思がある」と明言。エムバペがかねてリバプールの戦い方を絶賛していたことから、条件面などが整えば獲得のチャンスがあるとみているようだ。

 欧州各メディアは、PSGがエムバペの移籍金を2億ユーロ(約312億円)+ボーナス5000万ユーロ(約78億円)に設定したと報道。リバプールもクラブ間交渉では合意を引き出せそうだ。ただカタールの投資家グループがマンチェスター・ユナイテッドの買収に成功した場合、獲得に乗り出すともみられている。果たしてスター選手はどこに向かうのか。

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