0001それでも動く名無し
2023/06/28(水) 09:26:47.42ID:AI4zABzJd女子W杯は来月、オーストラリアとニュージーランドの共催で開幕する。W杯放映権が男女で切り離される今大会で、女子サッカーの地位向上を狙う国際サッカー連盟(FIFA)は、女子賞金額の引き上げとともに放映権料の価格を上昇させた。これにより、テレビ局と国際サッカー連盟(FIFA)の交渉が難航し、一か月前に迫った現在でもテレビ放映は未定。女子プロリーグ・WEリーグの高田春奈チェアマンが資金を募るためにクラウドファンディングを行うことを明かしていたが、目標額や開始時期などはいまだ発表されず、少しずつ開幕が近づく事態となっていた。
女子サッカーが大きな注目を浴びる4年に一度のW杯。なでしこジャパンの守護神、GK山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)はサッカーファンからの声援を望む。「個人的にいくら振り込まれるよりかは、みんなにたくさん見てほしい。W杯も知らない方もたくさんいます。自分たちは結果を出して初めてそこで認知されるじゃなくて、一緒に戦ってほしい」。大舞台に向け、本音をのぞかせた。
MF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)もまた、テレビ放映による意義を語る。なでしこジャパンがW杯を制覇した2011年、猶本自身もテレビの前でその勇姿を見届けた。「澤(穂希)さんの決勝のゴールや(熊谷)紗希さんのPK、海堀(あゆみ)さんが止めたシーンとか、そういうのはすごく残っている」。自身を大舞台に引き寄せたその影響力を口にした。
開幕までには間に合わなくても、勝利が奇跡を引き起こすこともある。「私たちが勝ち進んでいったら、もしかしたら途中からでも放送してもらえるとか、そういう風になるかもしれない。やっぱり結果を残していくことが自分たちにできることだと思うので、それに向けてしっかり準備したい」。未来のなでしこジャパンのために、選手たちは大舞台に臨む。
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