パソナ、ウクライナから隣国避難の女性500人にITスキル研修…オンラインで
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 人材派遣大手パソナグループは28日、ロシアによる侵略で避難しているウクライナ人女性向けにITスキルの向上を目指したオンライン研修を実施すると発表した。就業支援を通じ、自立を後押しする。

 パソナと国連訓練調査研究所(UNITAR)が28日、協力することを盛り込んだ覚書を締結した。9月以降をめどに、ウクライナからポーランドに避難している女性約500人に対し、オンラインで研修を行う。パソナが持つITスキルの研修メニューを活用する。アフリカの若者や女性約5000人を対象にした同様の研修も行う予定だ。

 28日の締結式で、パソナの南部靖之代表は「世界で困難に立ち向かう人々の救済に向けた第一歩になる」と強調した。同席したウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使も「復興の土台になるのは教育だ。友好な協力のきっかけになる」と期待を寄せた。