強制わいせつの罪に問われているのは、元陸上自衛官の男3人です。

起訴状によりますと、3人はおととし8月3日午後8時すぎ、北海道にある陸上自衛隊演習場の建物内で、五ノ井さんを含む自衛官らと飲食中、五ノ井さんを格闘技を使ってベッドに倒し、覆いかぶさって下半身を接触させるなどのわいせつな行為をしたとされています。

初公判は29日午後1時半から始まり、3人はそれぞれ五ノ井さんを倒したことは認めましたが、下半身を接触させたことについては否認しました。弁護士は「わいせつ行為にはあたらない」として、無罪を主張しました。

この事件では、五ノ井さんが被害届を提出し、3人は強制わいせつの疑いで書類送検されたのち、不起訴処分となりました。去年9月に郡山検察審査会が「捜査が十分に尽くされたとは言い難い」などとして「不起訴不当」と議決し、今年3月、検察が3人を在宅起訴していました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ea5c86ba84c736d75d20982194000067bc14d00