大谷の「チーム開幕84試合で30発」は、昨季62発のア・リーグ新記録を樹立したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(31)と全く同じ数字だ。
今季のジャッジは6月3日に右足親指の靱帯(じんたい)断裂で離脱し、19本塁打で足踏み。そのため、大谷のキング独走にSNSで”難癖”をつける熱烈なジャッジのファンも登場した。

 「マジで単にジャッジが故障しているからというだけだ。大谷が63発で昨季のジャッジを抜けば、その記録は永遠に汚れたものになるだろう」。
ジャッジは昨季、ロジャー・マリスのア・リーグ記録だった61発を61年ぶりに更新する62発を放ち、大谷の2年連続MVPを阻止した。

 このツイートは、きっちり炎上。「大谷が偉大なのは、他の選手と全く関係ない」「ジャッジは投手で奪三振はいくつだっけ?」「釣りはやめろよ」
「西海岸での63発は、東海岸のジョークのようなリトルリーグ球場(ヤンキースタジアム)での95発に匹敵するぞ」などと反発された。

 他にも「ああ、他の選手の活躍が耐えられない典型的なヤンキースファンだな」との反応に、初出の『ジャッジ狂』は「ああ、翔平のツイートにマジで反応する典型的なエンゼルスファンだな」と反論した。

https://www.chunichi.co.jp/article/720751