【悲報】令和の高校球児「皮がむけて痛いから日焼け止め塗ってる」
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厳しい練習や上下関係は当たり前――。かつての高校野球のスタイルが変わり続けています。高校球児があこがれる阪神甲子園球場の地元・兵庫県内で、令和の球児の今を探りました。
「最近になって日焼け止めを塗る選手が出てきました」。市伊丹の大波智博監督(45)は朝日新聞のアンケートにこんな回答を寄せた。
取材してみると、他チームにもいた。関西学院の前田健伸さん(2年)は「去年は塗ってなくて皮がむけ、痛かった。まわりにあわせ、今年から塗るようになりました」。
長年高校野球に関わってきた尼崎小田の豊田芳和監督(66)は「ここ数年で塗る選手が見られるようになりました。かつてなら考えられないですよね」。豊田監督自身も「今では日焼け止めを使っている」と笑った。
高校野球の現場で時代の変化を感じることはあるのでしょうか。アンケートで尋ねると、加古川南や高砂南など多くの監督が「上下関係が前ほど厳しくない」「先輩後輩の壁が低くなった」と答えた。
須磨学園の手島悠大監督は「1年生と3年生が下の名前で呼び合っていて驚きました」。鰰沢柊磨主将(3年)は、1年生に下の名前で呼び捨てにされることもあるが、特に気にならないという。「親しく何でも相談しやすい方が(先輩、後輩)どちらにもプラスだと思うので」
上下関係のあり方が変わってきた背景には、野球部員が減少し、学年を超えた人間関係が重視されるようになったこともありそうだ。夢野台の斉藤諄主将(3年)は、後輩への声のかけ方が「きつい」と指摘されたことがあり、言葉遣いに気を使っている。「『やれや』じゃなくて『やろうぜ』と言うようにするとか……。難しいですね」。現役の選手たちも試行錯誤を重ねているようだ。(熊谷姿慧) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています