この3選手。いずれも古巣・中日では満足な結果を残せなかったはず。それがなぜ日本ハムに加入した直後から躍進を遂げられるのか。

 郡司に好調要因を聞くと「(元中日の3人で)団結見たいなのは特にないんですけど。僕に関しては新天地で心機一転やってやろう、という気持ちが強いので。それが結果になっていると思います」と笑みを浮かべながら話す。続けて「中日と比べてっていう話じゃないですけど、(日本ハムは)外から来た選手も温かく迎えてくれます。今日、(試合前の)声出しをしましたけど、すごいみんな反応良くて笑ってくれたりしたので。すごい温かくてやりやすい環境を作ってくれているな、と思います」。

 日本ハムは以前から「外様選手に優しいチーム」と評判。加えて新庄監督が新加入選手を積極的に起用して各選手にチャンスを与える。こうしたチーム方針と環境が重なり元中日勢の原動力になっているのだろう。

 ただ、マルティネスは「新しく入った球団のために(自分を含め3人が)貢献しようという気持ちが強いのは間違いない」と話す一方、郡司に関しては中日時代から非凡な才能があることを把握していたと言う。

「郡司はいつもファームでいい結果を残していたからね。(中日の二軍では)クオリティーの良いプレーをしていたが、残念ながらいい出会いに恵まれなかったと思う」(マルティネス)

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