南ドイツのロマンティック街道で一番古い街、アウクスブルク。街中に水路が張り巡らされている、700年にわたって運河や噴水が築かれた水の街。中世から「黄金のアウクスブルク」と呼ばれ、商工業都市として発展。産業用の水路と飲料の水道を分けて引き込むなど、ヨーロッパの先駆けとなる水の技術があった。また19世紀末には70もの水力発電所が作られ、路面電車に電力を供給してきた。まさに水の先進都市。

ナレーター


遺産情報

<遺産名> 「アウクスブルクの水管理システム」
〈登録年〉2019年
〈登録理由〉Ⅱ文化交流を証明 Ⅳ建築技術や科学技術の発展を証明