2010年、兵庫県姫路市で、男性3人の殺害や死亡に関わったとして、殺人などの罪に問われた男に対し、最高裁は死刑を言い渡した1審、2審を支持し、男側の上告を棄却しました。

1審判決などによりますと、上村隆被告(56)は2010年、兵庫県姫路市で男性を監禁の末に拳銃で殺害するなど、男性3人を死亡させました。3人のうち2人の遺体が見つかっていないものの、焼却炉に人の骨が残っていたことから、上村被告が2人を殺害した後に遺体を燃やしたとして、1審、2審ともに死刑が言い渡され、上村被告側が上告していました。

3日の判決で最高裁第二小法廷は、上村被告から、男性を拳銃で撃って殺害したと打ち明けられた関係者の証言などを踏まえ、「実行役の中では中核的な存在」などとして、上村被告側の上告を退けました。

これで、上村被告の死刑判決が確定することになります。

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