4日の米独立記念日に合わせ、東海岸のガソリン・コンビニチェーン「シーツ」がこの日だけガソリンを最大半額まで値下げするセールを展開した。

1日限りのセールは、米東部時間の4日深夜0時1分(日本時間同日午後1時1分)から始まった。軽油とエタノール無添加ガソリンを除くレギュラー、無鉛などが対象。独立宣言が採択された1776年にちなんで、1ガロン1.776ドル(1リットル約68円)に値下げした。

トラビス・シーツ社長兼最高経営責任者(CEO)は「独立記念日を祝って移動する人々の財布に、小銭を少し余分に残す助けになれば」と述べた。

米自動車協会(AAA)の推計によると、米国内で今年の独立記念日前後に移動する人々の数は、過去最多の4320万人。ガソリンの平均価格は先月29日の時点で、昨年の1ガロン4.87ドルから同3.55ドルに下落し、4日にはさらに3.53ドルまで下がった。

シーツは東海岸に675あまりの店舗を展開する。昨年11月の米感謝祭前後には、一部の店舗で無鉛ガソリンを1ガロン1.99ドルに値下げするセールを実施した。

https://www.cnn.co.jp/business/35206129.html