紀元前69年から30年頃、世界三大美女の1人、クレオパトラが嗜好品として召使いに作らせた性具が原点と言われています。

しかし電気のないこの時代にどうやって動かしていたのか?
一説によるとクレオパトラは数十匹のハチを閉じ込めたヒョウタンを用意し、それを叩いて暴れだしたハチの振動を利用していたそうです。
自慰行為に昆虫、しかもハチを使うなんて命がけですよね。

時は過ぎて1880年代。
この時代になってようやく電池で振動するバイブをイギリス人の医師が開発します。

実はこの当時、子宮の鬱血が原因で発症する一種の不安障害が女性の間で流行り病になっていました。
医者はその治療行為の一環として「女性器へのマッサージで症状を和らげる」という方法をとっていたのですが、あまりにも手に負担がかかりすぎたため、
バイブを当てる方法が新しく導入されたそうです。

なおこの電池式バイブ、昔は小型化や軽量化などの技術が発達していなかったため、
据え置き型で重さはなんと18kgもあったのだとか。