シリーズ化されている「二丁目のジャニーズ」(鹿砦社)を書いた原吾一が、当時の状況をこう語っている。

「私も何回となく顔を合わせています。ただ、そういったところの少年には手を出さないんです。無垢な子じゃないと気が乗らないみたいでね。今の新宿駅南口。当時は甲州口と言ったんだけで、そこに網を張っていいたんです。田舎から出て来た少年に声をかけて、場外馬券場のあたりにあったドヤ街に連れ込むためにね。ジャニーの常宿は●●●と言って一泊600円のベッドハウスでした。彼と関係があった少年に聞くと、明け方、別れ際に小遣いをくれて夜の8時にまた会う約束をさせられたそうです。2~3回で飽きちゃうらしくその後は一切、音沙汰がなかったというけど、彼と関係を持ったばかりに、新宿2丁目の住人になったという子がけっこういるんです。

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