株価 一時700円以上値下がり 半導体関連銘柄中心に売り注文

6日の東京株式市場、半導体関連を中心に幅広い銘柄に売り注文が広がって日経平均株価は、一時700円以上値下がりしました。

6日の日経平均株価は、このところ日本の株高をけん引してきた半導体関連などの銘柄で下落が目立ちました。

5日のニューヨーク市場では、アメリカの中央銀行にあたるFRBが公表した先月の金融政策を決める会合の議事録の内容を受けて利上げが続くという見方が強まり、ハイテク関連の銘柄を中心に株価が下落しました。

6日の東京市場でもこの流れを受けて、取り引き開始直後から売り注文が広がりました。

そして午後の取り引きでは、リスクを回避し、いったん利益を確保しようと半導体関連を中心にさらに売り注文が広がって、日経平均株価は一時、700円以上下落しました。

6日は、リスクを回避する動きが株価の大きな下落につながった形ですが、日本時間の6日夜から7日にかけてアメリカの景況感を示す統計が相次いで発表される予定です。

景気の先行きを見極めようと、多くの投資家が神経をとがらせています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230706/k10014120161000.html