中日・小笠原慎之介投手(25)が5年ぶりとなる自身2度目の完封勝利を飾った。7日の広島戦(バンテリン)に先発し、9回まで102球を投げ切り、散発3安打の完封劇で今季5勝目をマーク。チームを8―0の大勝に導いた。

 最大のピンチは初回だけだった。小笠原は先頭の菊池に二塁打を許すなど一死一、二塁とされたが、4番・西川を併殺で切り抜けた。2回以降は二塁すら踏ませず、投球数があと3球少なければ「マダックス」(100球未満で完封勝利)を達成となる省エネ投球だった。

「つながれたら大変なチームなので何とか一人ずつ集中して抑えることができた。(3併殺もあり)守備に助けられてナイスプレーもけっこうあったので自分一人じゃ野球はできないので感謝しています」と振り返った。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/268920