阪神・佐藤輝明内野手が8日のヤクルト戦(甲子園)に「5番・三塁」として先発出場するも
左飛、中飛、空三振、右飛の4タコ。主砲の完全沈黙は2―3の惜敗に直結した。

 成績不振によるファーム再調整を経て、5日の広島戦(マツダスタジアム)から一軍復帰したが、直近3試合で12打数1安打0打点と復調の兆しはまだ見えない。チームの攻守の要・近本は右肋骨骨折で戦線を離脱中。今こそ背番号8の打棒爆発が求められる時だが、ベンチの期待に応えることはできなかった。

 試合後の岡田監督は佐藤輝の状態について問われると「見ての通りや。あれでええと言える? あのチャンス(6回無死二、三塁で空振り三振)を見ても。そんなん俺に聞くことやないやろオマエ。見たら分かるやん。見たとおりに書いてくれよ。俺に言わすことやないよ、そんなん」と笑いながらも怒りを押し隠し、球場から引き揚げた。

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