“義理人情”で偽装、立浪監督の「延命工作」 清原和博氏に「入閣要請」の打算

セ・リーグ最下位に低迷している中日で今オフ、立浪和義監督(53)が清原和博氏(55)を指導者として招聘するとみる向きが多くなっている。上下関係が絶対だったPL学園高では1、3年生の関係で、立浪監督は就任後に清原氏を始球式に招いたり、地元での中日戦で解説者の仕事を斡旋したりと先輩思いの一面を見せてきた。

自身は来季が3年契約の最終年。昨季も最下位で進退が懸かることは必至で、チーム関係者によると、巻き返しの秘策として清原氏の入閣を視野に入れているのだという。清原氏は現役引退後、指導者としてユニホームに袖を通したことがない。

2016年の覚醒剤取締法違反による有罪判決を経て現場復帰となれば、大きな話題を呼びそうだが、このプランには続投を画策する立浪監督の打算が透けて見える。