マイクロソフトによる巨額買収 米規制当局の差し止め申立棄却

IT大手マイクロソフトによる大手ゲーム会社の買収が市場の競争を妨げるとして、買収の差し止めを求めていたアメリカの規制当局の申し立てが裁判所によって棄却されました。

マイクロソフトによる巨額買収が一歩前進した形です
IT大手のマイクロソフトは去年1月、人気ゲーム「コール・オブ・デューティ」などを手がけるアメリカの大手ゲーム会社、「アクティビジョン・ブリザード」を687億ドル、日本円にしておよそ9兆6000億円で買収すると発表しました。

これについて、アメリカのFTC=連邦取引委員会は、巨額の買収が市場の競争を妨げるおそれがあるとして、買収の差し止めを求める申し立てをカリフォルニア州北部地区の連邦地方裁判所に行っていました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230712/k10014126211000.html