販売目的で大麻所持容疑、16人逮捕 住宅に620鉢 群馬県警

販売目的で大麻を大量に所持したとして、群馬県警組織犯罪対策課などは12日、渋川市赤城町三原田、無職、チャン・スアン・ブオン容疑者(28)らベトナム人の男女16人を大麻取締法違反(営利目的共同所持)容疑などで逮捕したと発表した。県警は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は11日、渋川市の木造2階建て住宅などで大量の大麻草を営利目的で所持したとしている。

同課によると2022年11月、安中市下間仁田の建物火災現場から大量の大麻草が見つかったことから捜査を開始。
11日に関係各所を捜索し、県内の住宅やアパートで15人を現行犯逮捕。1人は12日に逮捕した。
現場からは大麻草とみられる約620鉢、家庭用ゴミ袋などに入った乾燥中の大麻とみられる大量の植物片、栽培用の照明や肥料なども押収した。
県警は他にも共犯者がいるとみて調べている。

https://mainichi.jp/articles/20230712/k00/00m/040/215000c