日産自動車は14日、発電用エンジンに取り付けられているホースに不具合があったなどとして、4件のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。対象は「ノート」「セレナ」「ノートオーラ」「リーフ」「キックス」の計5車種で延べ109万5458台(2016年8月~23年3月製造)。

国交省によると、このうち48万4025台分については、発電用エンジンにとりつけられている吸気のための「ブローバイホース」のプロテクターが短いため、ホースに亀裂が生じてしまう可能性がある。最悪の場合、走行できなくなるおそれがある。53件の不具合が報告された。

 また、47万8199台分については、電子制御部品「ビークルコントロールモジュール」のプログラムの不備で、運転支援システム「クルーズコントロール」終了後に、意図しない加速をする恐れがある。ただ、不具合や事故の報告はない。

 このほか、ヘッドランプとエンジンルームのハーネスにも不備があった。

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