【速報】大阪桐蔭高校、東大阪大学柏原とかいうよく分からない高校に負けそう
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智弁和歌山前監督 高嶋仁の目
(15日、全国高校野球選手権記念和歌山大会2回戦 高野山4―2智弁和歌山)
夏の和歌山大会で2020年の独自大会を含めて、7年連続の優勝を目指したシード校の智弁和歌山ですが、大会初戦で敗れてしまいました。「打てる球」を素直に打ち返して、10安打を放った高野山に対して、低めの変化球など「難しい球」を打たされていました。きちっと低めにコントロールできていた高野山の酒井爽投手(2年)の術中にはまったという感じです。
智弁和歌山は打線全体に積極性がなかったように思います。九回の先頭打者も3ボールからストライクを見送ったあと、低めの球を打ってセカンドフライ。今春の県大会で優勝を逃がしていることや、甲子園で昨夏、今春で初戦敗退していることで少し自信を失ったまま、今大会を迎えてしまったのかもしれません。
前半はしっかり抑えていた智弁和歌山の先発の吉川泰地投手(3年)でしたが、七回に連打を許したところで清水風太投手(3年)に交代。この時点では、まだ1点リードしていましたが、(2死一、三塁から)連続四球と死球で逆転されてしまいました。打たれたのなら仕方がないと思えますが、力んでしまってストライクが入らなかったのが惜しまれます。
智弁和歌山が夏の大会初戦で敗れるのは、私が監督をしていた2001年に1―5で和歌山工に敗れて以来だと思います。前年の夏の甲子園で全国制覇をしていて連覇を目指すスタートなる試合でしたが、相手投手の予想をしていなかったフォークボールを打つことができず、開幕試合で姿を消しました。
そのときは、1、2年生に対し「一番最初に負けたのだから、次に向けて一番練習ができる」と励ましました。新チームは選抜大会に出場、夏の甲子園は準優勝しました。今大会のチームも初戦に敗れた悔しさを糧にがんばってほしいと思います。(智弁和歌山・前監督) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています