0001それでも動く名無し
2023/07/18(火) 10:43:40.08ID:FLfwXVyhrhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f211935265a151ce41bd2f401e0b89e0a00aa342
地方ではいま、古くからの小売経営者に大きな衝撃が広がっている。最低賃金が800円台の地域でも、地域によっては世界的小売チェーンの店舗が時給1000円以上からスタートできることを確約して働く人を募集しているからだ。俳人で著作家の日野百草氏が、岸田文雄首相が掲げた「最低賃金の全国平均1000円」を軽々と超えてくる高時給求人に揺れる地元小売業経営者や募集担当者の本音を聞いた。
「時給1500円は無理だ。群馬県の最低賃金は895円、世界的企業の真似はできない」
群馬県のガソリンスタンド経営者が語る。時給1500円とはアメリカ発祥の世界的な会員制倉庫型店舗を展開する「コストコ」のことである。いま群馬県だけでなく、日本各地でコストコによる「高時給求人」が猛威を振るっている。
「コストコは最低でも1200円スタート、それもフルタイムで入れる。イメージもいいし労働環境も群馬のバイトに比べれば悪くないと聞く。多くが1000円もいかない時給でスタートの群馬のバイトで太刀打ちできるはずがない」
コストコの時給は「グローバルスタンダード」を基準にしている。また正社員採用も積極的で、福利厚生も「グローバルスタンダード」とされる。不明瞭な時給決定でなく、基本的には一定の額(1800円)まで自動的に昇給する。
「東京や横浜ならまだしも、群馬でそんな待遇を深夜でもないのに用意できる店は少ないだろう。いや、小売に限ればほぼないと言っていい。ただでさえ人手不足なのに」