岸田文雄内閣の支持率下落が一向に止まらない。

 朝日新聞が7月17日に報じた世論調査では、前回6月調査から5ポイント下落の37%。不支持率は4ポイント上昇の50%だった。
また、共同通信が7月14日から3日間実施した世論調査でも、支持率は6月調査から6.5ポイント下落の34.3%。不支持率は7.0ポイント増の48.6%となっている。

 自民党寄りの数字が出ることが多いと言われる産経新聞とFNNの世論調査(7月15・16日に実施)でも、支持率は6月の前回調査から4.8ポイント減の41.3%。不支持率は5.2ポイント増の54.4%だった。

 内閣支持率は30%を切ると「危険水域」と言われ、故青木幹雄参院議員は、この数字に政党支持率を足した値が50を下回ると「政権は持たない」と言い、今でも「青木の法則」として、永田町ではよく知られている。

 では、歴代内閣は退陣時にどのくらいの支持率があったのだろうか。任期満了でやめた小泉内閣は高かったが、追い込まれて退任した内閣は総じて低かった。
辞意表明時の支持率を、NHKの世論調査で見てみよう。なお、NHKの世論調査(10日発表)で、岸田内閣の支持率は38%、不支持率は41%となっている。

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