>>93
>>89に書いてある

判決後に開かれた会見で、多くの裁判員は、被告の印象について「反省はうかがえなかった」と口を揃えました。

20代の女性裁判員は、裁判員を務めるにあたって「ニュースで見た時、ショックを受けた事件で、事件内容を詳しく知ることでどれだけのショックを受けるか計り知れず、専門知識もないことから刑を決めるのが自分たちでいいのかと非常に悩みましたが、裁判官や関係者が丁寧な説明をしてくれ、意見が言いやすい環境づくりをしてくれて少しずつ不安が解消されました」と話しました。

また事件については「こうなる前にどうすることもできなかったのかと感じました。自分自身の身の回りで起こっているかもしれないことについて、できる事はないか、改めて考えさせられました」と述べました。

また、30代の男性裁判員は、被告の印象について、「被告の話などから、日常的に虐待が横行していたとの証拠も見受けられず、割となついていたという話もあった。100パーセント憎んでいたとも受け取れなかった」と述べ、「殺意があったかどうかを断定するのは難しいと感じた」と、殺意の認定についての難しさを語りました。