「そもそも、オレは女性には困っていない」

 一方の山川はどのような供述をしているのか。別の捜査関係者によると、

「無理やりではなかった」

「最初に彼女にキスした時も、拒む様子がなかったので、その後の行為に対しても合意はあったと思った」

「(彼女が『やめて』と何度も懇願したというが)聞いた覚えがない」

「そもそも、オレは女性には困っていない。だから無理やり女性とヤる必要がない」

 などとゴーマンな発言を繰り広げているという。

 互いに全く食い違う主張。山川、A子さん双方の代理人弁護士に事件の供述について質問状を送付すると、「プライバシーに関することなので回答を差し控えます」といった趣旨の回答があった。

 起訴か不起訴か――。球界を激震させたスキャンダルを巡る判断は7月中旬にも下される見込みだ。

https://bunshun.jp/articles/-/64502