日本ハムの新庄剛志監督(51)が、マスクを着用しての采配を継続する考えを明かした。チームは21日、後半戦開幕に備えて、ほっともっとフィールド神戸で練習。報道陣に対応し「稲葉GMから攻撃の時にマスクしておいたほうがいいですよと言われて」と話した。

 その理由はベンチ内での新庄監督と林ヘッドコーチの会話にあった。

 「オレ、サインを出すときはこう(林ヘッドの方を)向いて、『エンドラン、エンドラン、エンドラン』と3回言うらしいんですよ。その口の動きが“エ・ン・ド・ラ・ン”ってなっている。だから、稲葉GMが『マスクしておいてください』と。林ヘッドも『バントですか?』と聞き返す」。

 2人のやり取りがサインの伝達漏洩になっている可能性を明かした。「だから2人して攻撃の時はマスクをしないと」と苦笑いしていた。