https://www.asahi.com/articles/ASR7P74ZFR7PTZNB005.html

女性とのわいせつな行為を自ら撮影した動画を勤務する高校の生徒にSNSで送ったとして、山口県教育委員会は21日、県立高校の20代の男性教諭を同日付で懲戒免職とし、発表した。

県教委によると、男性教諭は臨時的任用で、春休み中の4月7日、勤務先の高校の男子生徒2人にインスタグラムのダイレクトメッセージで、知り合いの成人女性とのわいせつな行為を撮影した10秒程度の動画3本を送ったという。

2人から話を聞いた別の生徒が5月25日、教職員に相談。
翌日に報告を受けた校長が教諭に確認したところ事実を認め、同30日から自宅待機となった。
教諭は「生徒に親しまれる教員になりたいと思い、調子に乗って動画を送ってしまった」と話しているという。

県教委は、動画を見せたことが「青少年に対し、みだらな性行為またはわいせつの行為を(略)見せてはならない」と定めた県青少年健全育成条例に違反し、
懲戒処分の指針にある「生徒に対するわいせつな行為」に当たると判断し、免職にしたという。