(´・ω・`)親父の一歳上である
大学受験で失敗して2浪中であったところ、同じく1浪の親父と予備校で仲良くなったようだ

かっちゃんはあまり素行が良くなく、そして勉強ができなかった
私立大学を12校ほど受けてぜんぶ落ちたらしいが
よく2人で一日中ジャズ喫茶に入り浸り麻雀やら将棋やらやっていた

かっちゃんは東京のまあそこそこ有名な私立大学に入り親父はなんか市立大学に入った
その後も何となく会って遊びに行ったり仲は良かったようだが、15年くらい前に年賀状のやり取りをしたきりで交友は途絶えた


そして時は流れ現在、実家でテレビを見ていると親父が
「あ、かっちゃんだ」と呟いた
そこには某ホテルで記者会見をしているかっちゃんの姿があった

「この度、社長に就任いたしました〇〇です…」
かっちゃんは誰もが知る超絶大手上場企業の社長になったのである
推定年収は余裕の億超え
名前でググるとまあイベント挨拶やら寄稿やら出てくる出てくる…

あー専務なったのは知ってたけど社長までなったのか
などと親父はほざいておった

どうしてかっちゃんと交友関係を続けていなかったのか
あわよくばコネで俺をその凄まじい大企業に入れてもらえたかもしれぬのに
友人は大切にするべきだな