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 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地パイレーツ戦に「2番・DH」で出場し、初回の第1打席で中越え36号ソロ本塁打を放った。チームも7-5で勝利し、100試合を終えて51勝49敗の貯金2とした。試合前には報道陣がグラウンド上で記念撮影する光景が見られたが、8月1日(日本時間2日)のトレード期限前に、この日が最後のホーム戦だったことから、大谷の去就問題に絡めて地元紙記者が「異様な気づきがある」と記して話題となっている。

【画像】「異様な気づきがある」 エンゼルス本拠地で日米メディア関係者が記念撮影をした実際の写真

 試合前の本拠地エンゼルスタジアムで、グラウンド上にずらりと並んだ日本や米国のメディア関係者たち。和やかな雰囲気の中で、手前に立つカメラマンが記念写真を撮影している。

 米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のルカ・エバンズ記者は、同紙の記事内で「試合開始の約1時間半前に、メディアとPRチームが一緒に記念写真を撮ろうという無邪気なアイデアが出された。最初は混乱が広がったものの、気づき始めた」と当時の様子を記した。

 そして「もし二刀流のスーパースターが来週のどこかでトレードされれば、これは彼にとってエンゼルスタジアムでホームゲームをプレーする最後の試合になり、6年間オオタニを取材してきた大勢の日本のメディアグループが急にいなくなるのだ」と指摘。「今後9日間で業界全体のバランスが危うくなり、エンゼルスタジアムを取り巻いてきた6年間にわたるショータイムの熱狂のそのものが脅かされているということなのだ」と続けた。

 エバンズ記者は自身のツイッターに、報道陣が記念撮影をしている様子を写した画像を投稿。「今日がショウヘイ・オオタニのエンゼルスタジアムでの最後のホームゲームになる可能性があるため、エンゼルスのメディアがエンゼルスタジアムに集まり、記念の集合写真を撮影した。異様な気づきがある」との文章を添えており、ネット上でも話題となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/21651c39caaf1cbaa4506d7b9386fd68b35c71ed