かわいい


『ハリー・ポッター』でハーマイオニー・グレンジャー役を演じたエマ・ワトソン。彼女によれば、2人の友情は3歳年下のエマが「彼の注意を引こうと必死になっている子犬のように」トムの後をついて回っていた頃に遡るそう。

撮影当初、エマは11歳で、トムは14歳。当時はトムに“妹”のように見られることに絶望していた、と彼女は語っている。

エマは番組の中で「(現場にある)勉強用の部屋に入っていった」と話し、次のように続けた。

「そのときに与えられた課題は、『自分の考える神』の絵を描くというものだったのですが、そこでトムは後ろ向きに帽子を被った、スケートボードに乗っている女の子を描いたのです。それで、どう言っていいのかわかりませんが、恋に落ちたのです」

「私は現場に毎日行って、予定表にトムの番号があるかを確認していました。彼の番号は7番で、予定表にその番号があった日は最高に嬉しかったですね。彼は私よりも3歳年上なので、彼からすると『君は妹のような存在』という感じでしたけど」

エマは、この恋愛感情は報われなかったと話しているが、トムは彼女の気持ちに気づいていたという。

「ヘアメイクの椅子に座っていたときに、誰かが『ああ、彼女は君に惚れているね』というようなことを言っていたと思う」と、同番組のインタビューで語っている。

「そして、彼女をとても大切にするようになりました。私はずっと彼女に特別な気持ちを抱いていましたし、それは今も変わりません。なんと言えばいいかわかりませんが、ずっと家族のような気持ちがありましたね」

エマは2011年、米『セブンティーン』誌にこう語っている。

「(『ハリー・ポッター』シリーズ)最初の2作は、トム・フェルトンに夢中になっていました。私にとって初恋の人で、彼もそのことを知っています。今でもその話をして笑い合っていますし、私たちは本当に良い友人になりました」