試合後、藤浪との一問一答は以下の通り。

――投球内容向上の理由は。
「落ち着いてマウンドに上がれた。ここ2試合、どうしても力みというか、ちょっとバタついて落ち着かなかったところもありますし、チームが変わっていいところを見せてやろうみたいなところも意識していなくてもやっぱりあった。今日はそれがなくマウンドに上がれたので、いい結果というか、いいパフォーマンスに繋がったかなと思います」
――去年のナ・リーグ王者を相手に2−2という接戦の終盤に好投した。
「いいチームが相手に同点とか勝ちパターンのシチュエーションだったりっていうのはオークランドでもやっていた。もちろん優勝を争っているチームと、そうではないチームでは違うものがあるんですけど、あまり考えすぎないようにというか、マウンドに上がった時には自分のストライクを投げるだけ、自分のボールを投げるだけという考えで上がれた。いい時はやはりそういうふうなメンタルで上がれますし、それをいかに継続できるか、毎回フラットな状態でマウンドに上がれるか。それを継続できるようにしたいなと思います」
――真っ直ぐの球速をやや抑えめで、制球が良かった。
「100マイル出ているんで十分かなと。力めば101、102と出そうと思えば出るんですけど、必要ないってことはないですし、出るに越したことはないんですけど、自然に出る方がいいかなくらいの気持ちで。98、99、100でも全然、バッターを差し込めます。普通にアドレナリンが出て勝手に出る分にはいいんですけど、そこを目指しているわけではないので、(球速は)別に気にはしていないです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/99070206bd961de02911a1444723dedaa823d0c2