◇26日 全国高校野球選手権神奈川大会決勝 慶応6―5横浜(横浜)

 最終回の1つのプレーが明暗を分ける結果となり、横浜は3年連続21回目の夏の甲子園出場を逃した。

 横浜は2点リードの9回、先発の杉山が先頭打者を左前打で出したが、続く丸田を強い打球の二ゴロに打ち取り二塁封殺で1死一塁になったと思われた。しかし二塁塁審は送球を受けた遊撃手の緒方がベースを踏んでいなかったと判断して無死一、二塁のピンチ。横浜ベンチはジャッジの説明を聞くために選手を2度も塁審のもとに送ったが、当然判定は覆らず、犠打で送られた1死二、三塁から3番の渡辺千に逆転の3ランを浴びて敗れた。