3月に行われたWBCでは米国代表の一員として参加したマイコラスは今季開幕投手を務めるなど、カージナルスのエースとして奮闘中。今年に入ってから2年4000万ドル(約52億円)で契約延長を結んだばかりだが、巨人への愛情は忘れていない様子だった。

「いつだってジャイアンツのファンには感謝しているんだ。いつか、また東京ドームのマウンドに立ちたい。東京ドームではいつも満員ですごい盛り上がりだった。まだ先の話になると思うけれど、この先も怪我なくシーズンを過ごしていけるように、日本のファンの人たちには気長に待っていてほしい。いつかジャイアンツに復帰したいんだ」

 かつての助っ人右腕は25日(日本時間26日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦を控えるロッカールームで、熱い思いを吐露した。巨人時代は62試合登板で、31勝13敗、防御率2.18と大活躍。2018年にカージナルスに移籍すると、いきなり18勝で最多勝に。

 2018、2022年にはオールスター戦にも選出されている実力者は「MLBでのキャリアが終わった後、健康でいられたらいい。最後の1シーズン、是非復帰したい。ピッチャーも打席に立てるからね。東京ドームで打席に立ちたいよ。楽しいだろうね」と大きな笑顔を浮かべた。
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