20年前に発掘された化石、新種肉食恐竜と判明 福井
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20年前、福井県勝山市のおよそ7200万年前の白亜紀末期の地層から見つかった恐竜の化石は、調査の結果、去年、新属新種の肉食恐竜のものとわかりました。
恐竜は体長が150センチから169センチあったと考えられ、腹部付近からは哺乳類と見られる生物の骨片も大量に発掘されたため、夜行性で哺乳類を狙って襲っていた肉食恐竜だと推定されています。
この恐竜の化石はこれまでフクイラプトルの幼体のものと考えられていましたが、福井県立恐竜博物館の調査の結果、頭部の形状に大きな差異があるとされ、新種の恐竜と確認し、「フクイラプトル・チズギュドン」(Fukuiraptor chizgyudon)と命名されました。