大阪府岸和田市の自宅で81歳の父親を7時間にわたって殴り続けたとして、39歳の無職の息子が逮捕されました。
 父親は病院に搬送されましたが、死亡が確認されています。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、岸和田市に住む無職の東田真二容疑者(39)です。

 警察によりますと、東田容疑者は29日、正午から午後7時ごろにかけて、自宅で父親の恒雄さん(81)に対し、顔面などを殴る暴行を加え続け、傷害を負わせた疑いが持たれています。

 午後7時すぎ、東田容疑者が「トイレで父親が動けなくなっている」と119番通報し、父親は病院に搬送されました。
 その後、父親の死亡が確認され、駆けつけた警察に対し暴行したことを認めたため、逮捕されました。

 東田容疑者と父親は2人暮らしで、警察の調べに対し「父は耳が遠く、意思疎通が出来なかったのでイラついていた」と話しているということです。