0001それでも動く名無し
2023/07/31(月) 07:24:33.03ID:W9xqHBS602023年7月31日 1:53
西からの熱風が杜の都に吹き荒れた。30日投開票の仙台市議選で、日本維新の会は新人候補5人全員が初当選を決め、前身の旧維新の党以来、8年ぶりに議席を獲得した。春の統一地方選で関西圏を中心に巻き起こった民意のうねりが東北にも達した。新興勢力では参政党も初の1議席を奪取した。対照的に立憲民主党は国政の野党第1党ながら政党対決の中で存在感がかすみ、伸び悩んだ。
若林選挙区の維新新人の仁平覚子さん(56)は白萩町の事務所で当選の知らせを受けると、満面の笑みを浮かべて決意を語った。
もともと「一市民、一主婦」だった。マンネリ化した政治に疑問を感じ、自ら変えようと立候補した。
当初は不安でいっぱいだった。6月に選挙用の事務所を構えたが、ほぼ一人きり。「本当に選挙ができるのだろうか」。初めての経験に戸惑うばかりだった。
一転したのは告示の日。全国から党国会議員が応援に駆けつけた。激励の数々に背中を押され、笑顔で街へ繰り出すことができた。「票は足で稼げ」。べテランの市議OBの助言を実践し、区内を地道に歩いた。
維新は春の統一地方選で関西圏を中心に躍進した経験を踏まえ、5区全てに候補者を擁立した。選挙期間中、党本部が幹部を次々に投入。他の選挙区の公認候補と一緒に街頭に立ち「身を切る改革」の必要性を訴えた。
29日には馬場伸幸代表が仙台を訪れ、最後のてこ入れを展開。現市政に物足りなさを感じる有権者の心をつかんだ。
https://kahoku.news/articles/20230731khn000018.html