0001それでも動く名無し
2023/07/31(月) 10:52:44.04ID:E3IwxDcZd希望の灯か弱さの象徴か…セ・月間打率トップ3を中日が独占 打って打ってなお負ける7勝13敗1分けの理由
これはどん底にいるチームにとって、希望の灯なのか。それとも弱さの象徴なのか。7月を終え、セ・リーグの月間打率ランキングが確定した。1位・岡林3割8分2厘(89打数34安打)、2位・石川昂3割6分4厘(66打数24安打、5本塁打)、3位・大島3割4分6厘(78打数27安打)。下旬に石川昂がコンディション不良からベンチスタートが続いているが、出る人、かえす人がトップ3を独占しているのだ。
この数字を手放しで喜べたら、どんなに楽だろう。問題はその先である。竜の課題は得点力だと誰もが知っている。そして、3人がそろって打ちまくった。それでいて7勝13敗1分け。借金は減るどころか、とうとう20に達してしまった。
「ここぞという場面で打てていないということでしょうか。投手とのかみ合わせもありますよね。今日みたいにしのぎ合った試合で、いかに点を取るかが大事なのはわかってはいるんですが…」
当然、月間最多安打でもある岡林は、少し考えて言葉を絞り出した。打って、打って、なお負ける。こんなに苦しいことはない。それはベテラン・大島も同じだろう。
「味方の投手が打たれたら、僕たちが点を取る。守っても余計な点を与えない。そこに尽きると思うんです」
攻撃陣は明らかに春先より上向いている。本当に歯がゆいことに、それが勝利に結び付かない。森野打撃コーチにも聞いた。
「得点は入るようにはなってます。でも、相手からしたらケアするところが岡林だけになっている。(打線の)複数のポイントから点を取っていけるように(ベンチが)していかなきゃいけません」
ロースコアでも打ち合いでも「相手より1点多く」を目指すのが野球の本質だ。8月も同じように打つとは限らない。むしろ打てなくなった時に、どうやって勝つのか。それができるようになれば、正真正銘、希望の灯である。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15764b170914adb8f8ce83c15ad6552027076f6d