内部告発をしたビッグモ前社長の甥「社長に(工場長と)仲良くせい。何で協力できんのや」言われた
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「社員の胸倉をつかむなんて日常茶飯事」
「告発時、店では不正が横行していました」
とおいが語る。
「工場長の指示で不正が行われていました。もっとも、私が社長のおいであることはみな知っていたので、私の前では不正はしなかったんです。
しかし、裏で指示が出されていた。報道にあるような、車をハンマーで
たたいたり、サンドペーパーで傷つけたりといったようなことですね。私らは車のプロなので、見ればわかるんです」
実際、こんなこともあったという。
「その前の工場長の時でしたが、お客さんが持ち込んだ車の窓ガラスがフルスモークだったのに、剥がさないで作業しようとしていた。ちょうどその時に『環境整備点検』がありました」
今回の報道で有名になった「環境整備点検」とは、副社長などが全国の店舗を月に1度程度回り、掃除や整理整頓が行き
届いているかをチェックする“イベント”だ。この際の対応が悪いと工場長などが降格させられることがある。
「上に見つかることを恐れて、工場長は隣のアウトレットモールの駐車場に車を隠した。さすがにまずいと思い、私は宏一に伝えました」 「話を聞いて、さすがにひどいと思ってね。ある休みの日、現場の人から副社長が環境整備に来ていますよ、と連絡を受け、
チャンスだと思って工場に向かったんです。で、宏一に“大変なことが起きとんぞ”“車ぶっ壊しとるわ”と。すると宏一は“えぇっ!”と驚いていた」
社長に不正を報告したが…
その際、おいは「タワー」なるけん引機を用いる不正についても説明したという。車の内板骨格の修正をする際、人力だけでけん引が可能なのにもかかわらず、わざわざ工賃が高額になるタワーでけん引を行い、保険金を過大に受け取る“偽装”である。
「写真を見せて“タワーって知っとる?”と聞いたら、“わからないです”と言う。で、“社長にLINEで送ってください”と言うので、今度は社長に送った」
そこには工場長が不正の指示を記した“証拠”書類の写真も添えたという。ところが、だ。
社長からの返信は「(工場長と)仲良くせい」「何で協力できんのや」との内容だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a099d0078ce1f9c36370e4cf3d35c16d9155890?page=3 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています